|
|
||
書店向け情報としてに公開されているガイドブック的な冊子からの情報。
基本的には角川グループの文庫レーベルのシェアしか明確には把握はできませんが、分析をすればある程度は想像で予想はつかもしれません。
角川文庫 創刊60周年 文庫販売ハンドブック
2002年と2006年比較すると、角川グループのライトノベル販売部数指標は約1.5倍になっているようです。
サブカル系の雑誌になりますが、「ライトノベル」という言葉を題した形で特集されたのが2004年前半。そして、ライトノベル関連本など色々と出されて注目を集め、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で大きなブレイクポイントを迎えたのが2006年になるので、2007年以降のデータはないですが、この時期は順調に伸びてきているのが判りますね。
角川文庫 創刊60周年 文庫販売ハンドブック
合計すると角川グループ総計のシェアは82.8%になるようです。
2006年の記事を読むと、この頃は7割と言っていので、それから約10%近く伸ばしたのでしょう。電撃文庫が更に伸びたのか、それとも最後発として角川グループに加わったエンターブレインのファミ通文庫が順調に伸びた、と見るべきでしょうか?
ちなみにA文庫はファミ通文庫よりもシェアが多く、富士見以下となると、やはり「MF文庫J」になるでしょうか。目視での推定シェアはだいたい10%以下か前後でしょうか。
角川文庫 創刊60周年 文庫販売ハンドブック
なかなか少女向けレーベルのシェア情報というのはなかったので結構興味深いデータかもしれません。
多分、『彩雲国物語』によって逆転したのでしょう。韓流ブームが残っていた時期、NHKという全国に向けた好枠で『彩雲国物語』がアニメ放送されていたというのも大きかったのか、幅広い世代で読まれるようになり、大きく部数の伸ばしてコバルト文庫の代表作である『マリア様がみている』を巻割りでの部数では超えていったのではないでしょうか。
それにシェアではA文庫(多分「コバルト文庫」)に現状では勝っているビーンズ文庫ですが、点数シェアではA文庫が圧倒的で逆転現象が起こっているところが、少年向けレーベルとの違いなのでしょう。まぁ、この辺りは老舗レーベルだからこその作品数の多さというもあるでしょうけど。
角川文庫 創刊60周年 文庫販売ハンドブック
BLには詳しくないのでよく判りませんが、点数情報をキチンとチェックして、ある程度感覚的にでもシェア分析ができれば、明記されていないレーベル名も想像がつくかもしれませんね。