CAXの日記(Group::Lightnovel)

 | 

2010-05-14

中野美奈子の100問100答 作家「冲方丁中野美奈子の100問100答 作家「冲方丁」 - CAXの日記(Group::Lightnovel) を含むブックマーク はてなブックマーク - 中野美奈子の100問100答 作家「冲方丁」 - CAXの日記(Group::Lightnovel)


中野美奈子の100問100答 作家「冲方丁

番組MCである中野アナが話題の人物、気になる人に密着取材!

中野アナに課せられた課題は…“100問の質問をするまで取材すること”
膨大な質問の中から浮かび上がってくる人物像とは…

今回は時代小説『天地明察』で本屋大賞吉川英治文学新人賞
ダブル受賞し、今もっとも注目を集める若手作家、冲方 丁に密着。

小説家、アニメ製作者、ゲーム製作者など様々な顔を持つ冲方さんの
自宅初公開!!仕事では見せない素顔に迫ります!!


冲方丁 100問100答~

    • Q.本名ですか?
    • A.いえ、ペンネームです。
    • Q.名前の由来は?
    • A.暦の用語を並べました。
      生まれた年は「丁巳(ひのとみ)」の年でした。
      「丁」は火が爆(は)ぜる意味ですので、対として「冲」という氷が割れる音を
      意味する言葉を持ってきました。「方」は職業を意味するので、情念と冷静を
      職業にしたいという意味です。
    • Q.年齢は?
    • A.33歳です。
    • Q.生年月日は?
    • A.1977年2月14日です。
    • Q.血液型は?
    • A.O型です。
    • Q.好きな食べ物は?
    • A.肉です。
    • Q.嫌いな食べ物は?
    • A.キュウリとパセリです。
    • Q.理系と文系、どちらですか?
    • A.高校までは理系、以降は文系の勉強が多いです。
    • Q.好きな音楽は?
    • A.ロック、ヒーリング、クラシック、何でも広く浅く聴きます。
    • Q.好きなスポーツは?
    • A.マラソン
    • Q.身長は?
    • A.182cmです。
    • Q.記憶力はいいですか?
    • A.いい方でしたが、だんだん意識して忘れることのほうが多くなりました。
    • Q.短気ですか?
    • A.短気なほうでしたが、だんだん気が長くなってきました。
    • Q.涙もろいですか?
    • A.けっこう涙もろいです。
    • Q.苦手なものは何ですか?
    • A.講演のたぐいは本当に苦手です。
    • Q.前世はどんな人間だったと思いますか?
    • A.人間ではなく植物か動物だったような気がします。
    • Q.得意な料理はありますか?
    • A.焼き肉かねこまんま的なものなら。
    • Q.休暇が取れたら行きたい国は?
    • A.中国を一周してみたいです。
    • Q.将来住みたい国は?
    • A.カナダ。
    • Q.好きなテレビ番組は?
    • A.映画の特集番組などでの監督や脚本家のインタビュー。
    • Q.時代劇は見ますか?
    • A.ほとんど見ません。
    • Q.動物は好きですか?
    • A.好きな方だと思います。
    • Q.犬派・猫派、どちらですか?
    • A.断然、猫です。
    • Q.気分転換には何をしますか?
    • A.風呂に入ります。
    • Q.最近見た映画は?
    • A.つい先日、『007』特集を観ました。
    • Q.今後作品を映画化するとしたらどんな俳優・女優に演じてほしいですか?
    • A.奥さんに聞いてみます(笑)。
    • Q.「1Q84」は読みましたか?
    • A.時間がなくて積んだままです、すみません。
    • Q.自宅にカメラの撮影が入るのは初めてですか?
    • A.まったく初めてです。
    • Q.子供のころの愛読書は?
    • A.「デイリーコンサイス英和・和英辞書」
      今でも14歳の時に読んでいた辞書を読んでいます。
    • Q.なぜ辞書を読んでいたのですか?
    • A.日本語に飢えていたので。
    • Q.海外にいたのですか?
    • A.いわゆる帰国子女でした。
    • Q.どこの国にどれくらいいたのですか?
    • A.4歳~9歳ごろまでシンガポールの日本人小学校に、
      10歳~14歳ごろまでネパールのリンカーンスクール(インターナショナルスクー
      ル)と日本人補習校に通ってました。
    • Q.なぜ海外に行かれたのですか?
    • A.エンジニアだった父の仕事で
    • Q.海外で子供時代を過ごしたころに学んだことは?
    • A.常識は国によって違うということ
    • Q.普段は英語で会話していたのですか?
    • A.はい、最初に書いた小説は英語でした。
    • Q.英語で何を書いたのですか?
    • A.日本の漫画(「ドラえもん」や「ドラゴンボール」)を翻訳したものが
      小説形式になっていきました。
    • Q.海外で気付いた日本の良さは何ですか?
    • A.漫画・アニメ文化、あいまいでゆるやかであること
    • Q.井上雄彦先生と対談されましたが、印象に残った言葉は何ですか?
    • A.「えいやっ!と描いちゃう」という言葉です。
      何かを作り出すためには跳躍しなきゃいけないと思うんですけど
      そこまで跳ぶかっていう感じですね。
    • Q.井上雄彦先生の印象はいかがでしたか?
    • A.すっごく自由ですね。やっぱり実力のある方ほど本当に自由だなと感激
      しました。
    • Q.井上先生との共通点はありましたか?
    • A.子供が好きってことですかね。
      おこがましいですけど、今この瞬間に創作しているものを
      タスキにしているという点でしょうか。
    • Q.冲方さんの作品について井上先生は何かおっしゃいましたか?
    • A.関孝和という本当に小説「天地明察」の後半に出てくる、主人公が自分で
      想像するしかない人物の顔が思い浮かぶとおっしゃっていただいて。
      それはもちろん井上先生がそれだけのビジュアライズの力を持っているのは
      もちろんなんですが、あの方におっしゃっていただけるのは本当にうれしいです
      ね。
    • Q.ご自宅はどちらにあるのですか?
    • A.福島です。
    • Q.もともと、地元が福島ですか?
    • A.いえ、生まれは岐阜です。
    • Q.なぜ福島に?
    • A.ずっと東京に住んでいたんですけど、東京にいると情報が山のように
      入ってきすぎるので、ちょっと距離を置いて客観的に物が作れる環境を
      つくろうかなと。
    • Q.「天地明察」の主人公、渋川春海について書こうと思ったきっかけは?
    • A.16歳の時、暦に興味を持って。
    • Q.構想にどれくらい費やしたのですか?
    • A.16年。
    • Q.なぜそんなにかかったのですか?
    • A.実力がなく、書けませんでした。
    • Q.渋川春海のどこにひかれましたか?
    • A.人間にはこれほど挫折しても夢を追うことができるのだと教えてくれたこと。
    • Q.渋川春海とご自身の共通点は?
    • A.あきらめが悪いところでしょうか。
    • Q.小説を書くまでどんな準備をしましたか?
    • A.少ない史料を必死にかき集めました。
    • Q.書き始めてからは何日間で書き上げましたか?
    • A.7ヵ月連載でしたので200日ほどでしょうか。
    • Q.人にしかられることはありますか?
    • A.叱咤激励は山ほど(笑)。
    • Q.一番伝えたかったメッセージは?
    • A.勇気というのは挫折したときにこそ抱けるのだということ。
    • Q.時代小説の魅力は?
    • A.とても懐が広く深いところ、ジャンルとして非常に成熟している。
    • Q.なぜ仕事場には机がたくさんあるのですか?(3つ)
    • A.仕事を分けるためです。
    • Q.小説以外にどんなお仕事をしているのですか?
    • A.アニメの脚本、漫画、ゲームの原作 制作。
    • Q.なぜいろんな分野の仕事をするのですか?
    • A.デビュー時に“活字離れ”という言葉がすごく流行したんですよ。
      活字から離れるなんてあり得るのか?というのがその当時の僕の疑問で
      その疑問を解消するには直接、アニメ、漫画、ゲームという活字離れの原因に
      なる仕事を経験するしかないだろうと。
    • Q.活字離れはあると思いますか?
    • A.あり得ないと思います。
    • Q.なぜですか?
    • A.複数の人間がまだ見たこともないイメージを共有する上で、
      活字・言葉以外ないんですね。ますますこれから活字が発展していくだろう
      という確信があります。
    • Q.本棚の中身の並べ方が特徴的ですが?
    • A.辞書、フィギュア、歴史、フィギュアというふうにサンドイッチするような並べ方が
      好きなんです。
    • Q.それはなぜですか?
    • A.印象がごちゃごちゃとしているが好きなんです。
      全然世界が違うものが隣り合っているのが大好きなんです。
    • Q.1回読んだものをもう1回読み直すことはありますか?
    • A.どんどん捨てちゃう方です。これはちょっと取っておこうというのが今並んでます
      ね。
    • Q.本はどんな読み方をしますか?
    • A.テキストにしたいものは、全部中身を大学ノートに手書きで写しました。
    • Q.いろんなジャンルの本があるのはなぜですか?
    • A.本屋に行って、今日いくつめの本棚の何段目の何冊目の本を読もうと思って
      買うんです。
    • Q.なぜ何も考えずに本を買うのですか?
    • A.自分の頭の中をシャッフリングする技術をどんどん磨いておかないと
      本当に固まっちゃうなという実感があり、それが怖いので。
    • Q.仕事をする上での覚悟とは?
    • A.評価されないという額後を抱かないとダメですね。
    • Q.評価されたいと思ってはいけないのですか?
    • A.評価されるということは、全部自分で考えないといけないわけです。
      自分の中の欠点、短所を指摘してくれる人、師を求める気持ちで本を
      書かないとうまくはならないです。
    • Q.そうすると変わってきますか?
    • A.自分の中で欠点を発見する喜び、直す可能性があるという喜びは
      どんどん根深いものになっていきます。
    • Q.なぜそのように思えるようになったのですか?
    • A.父親が本当に褒めない人だったので。
      絵を描いて父親に見せに行ったら、「おまえの本気はこんなものか」と
      言われました。
    • Q.それはいつごろですか?
    • A.14歳の時、病床にいた父親を見舞ったつもりだったのですが…。
    • Q.ショックでしたね?
    • A.「この野郎」と思って本気で描いて持って行きました(笑)。
    • Q.締め切りを守るタイプですか?
    • A.守れないと思ったら即座に手を打とうとするタイプです(笑)。
    • Q.連続何時間集中できますか?
    • A.最高記録は5日間で文庫1冊を書いたことです。
      100時間ぐらい集中して夢の中でも書いていました(笑)。
    • Q.仕事をしていて幸せな瞬間は?
    • A.98%つらいです。最初の1行と最後の1行が書けた時、本当にうれしいので
      やめられないです。
    • Q.筆が進まないときどうしますか?
    • A.書けない理由を分析して一つずつつぶしていきます。
    • Q.作品を作るとき想定する読者は?
    • A.同年代の男性です。
    • Q.次回作は?
    • A.水戸光圀について書きたいと思っています。
    • Q.その理由は?
    • A.ほとんど日本で初めて日本史というものを意識した方なので
      これから時代小説を書いていく上で、歴史というものそのものを編さんしようと
      した人物を避けては通れないんじゃないかと思っています。
    • Q.恋愛小説は書かないのですか?
    • A.ちょっと変わった恋愛を書きたいと思っています。
    • Q.変わった恋愛というのは?
    • A.純愛で。言葉を交わす機会が少なければ少ないほど恋愛感情が浮き立つ
      っていう場合があるじゃないですか…日本人の昔ながらの文のやりとりって
      ありますよね、ああいう感じのものが書けたらいいなと。
    • Q.もっともくつろげる瞬間は?
    • A.家族と過ごす時間。
    • Q.ご結婚は?
    • A.結婚8年目です。
    • Q.奥さまの年齢は?
    • A.同い年です。
    • Q.どこで知り合ったのですか?
    • A.飲み会で…合コンではなく、友人の紹介です
    • Q.どちらがアプローチを?
    • A.僕です。かなり…。
    • Q.お子さんはいらっしゃいますか?
    • A.はい、3歳の息子です。
    • Q.夫婦円満の秘訣は?
    • A.徹底的にけんかすることです。
    • Q.どんなけんかをするのですか?
    • A.物がよく壊れます。
    • Q.最終的にどちらが勝つのですか?
    • A.勝ち負けはないです。
      和平交渉が始まってデタントを経て、和平が築かれます。
    • Q.けんかの原因は?
    • A.たわいもないことです。
    • Q.今後書きたいテーマは?
    • A.暴力や行き過ぎ好奇心など人間の負の側面はいかにして克服されるのか?
      ということ。
    • Q.今後どの分野に最も力を入れたいですか?
    • A.小説を柱に異業種のジャンルにも貢献できればと思います。
    • Q.挑戦したい分野は?
    • A.実写映画の脚本
    • Q.創作意欲はどこからわいてきますか?
    • A.感動する思い。
    • Q.座右の銘は?
    • A.「意到筆随、自由自在」を目指しています。


   http://www.fujitv.co.jp/tokudane/




 |