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2010-01-26

[]ラノベの長さに関連してあれこれ ラノベの長さに関連してあれこれ - REVの雑記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ラノベの長さに関連してあれこれ - REVの雑記

ラノベ(に限らないけど)は、イベント駆動型と、キャラクター駆動型、に分かれる希ガス。

と書くと、排他的に読めるので、

「イベントで駆動される要素と、キャラクターで駆動される要素がある」

と書いた方が政治的に正しいかな。

「イベント準位」は、日常を便宜的にゼロ、としておこう。描き方によっては、学校に行ったけど、帰り道傘がない、でも大きなイベントになりうるが、まあ、パスだ。

「キャラクター準位」が便宜的にゼロになるのは、星新一のショートショートのごとく、「エヌ氏」のような存在。「日常的なキャラクター」。


でまあ、奇矯でない、日常的なキャラクターが、イベントに遭遇。それが解決して日常に戻る、というのが、単巻でまとまりやすい展開。日常的なキャラクターは、イベントなしでは、それ以上物語を駆動する力はなく、イベントが終了すると固有性自体が失われる。また、日常的なキャラクターの場合、キャラクターの奇矯さをプロローグで(デビュー作だと100ページくらいかけて)開陳する必要もない。


 イベントが、トリック仕立てになっていて、単オチだと、さらに単巻でまとまりやすい。叙述とか叙述とか叙述とか、時間ループとか時間ループとか時間ループとか。死者の叙述トリック…わわわわ。

 


 一方、キャラクター駆動型は、奇矯なキャラの日常との差異が物語の原動力になる。ただ、物語を駆動するだけのキャラクターを類型的になることなく、立てるのは難しい。漫画であれば絵、ある種の筆者であれば、文体の援助がうけれるけど。新人作家のデビュー作だと、一冊の半分近くが、「ああ、キャラ立てているな(日常パートだな)」と思えたり。すると、キャラが立って、中ボスを倒すと1巻の終わり。異能者との出会いがストーリーを開始させ、中ボスを倒し、大ボスに会うために紋章だかクリスタルを集め、異能システムを管理する、真のボスを倒すためにゲートを潜って月に…まで展開させると、11巻はかかるからな。



ちょっと繰り返しになるけど、イベント駆動と、キャラクター駆動は排他的なもんではなくて、日常的なキャラがイベントに遭遇、そこでキャラが立ってきて、ユーザーがキャラに興味を持ったところで個別ルートに、みたいな、スパイラル型もよくある。

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