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富士見ミステリー文庫が03年12月に発動した、文庫リニューアル計画の名称。
主な変更点として、表紙の全面にイラストを配するよう装丁を変更したことが挙げられる。
また、計画の発動に伴い、以下のような文書が書店に配布されたという。(一部抜粋)
富士見ファンタジア文庫の富士見書房が新たなるジャンル・新たなる読者層の獲得を狙って、
2000年11月に富士見ミステリー文庫を世に送り出して3年。
最近、多くの書店様におかれましても、以前と比べて目に見えて動きが良くなってきた、と実感していただいているでしょう。
あえてこの次期にリニューアルを刊行する意図をご理解いただき、更なるご協力をお願いいたします。
<リニューアルの狙い>
現状男女比 60:40 のミステリー文庫は女性層、若年層を取り込めている反面、
ミステリーに通底するダークなイメージがライトノベルとしては、
第一印象から読者の手に取られにくい、というマイナスを抱えてきました。
そこでイメージを払拭し、新たな読書層拡大を図ります。
<ミステリー=殺人事件ではありません>
生々しい殺人事件は起こりません。いわゆる新本格とは一線を画します。
ターゲットとする読者の平均年齢は16歳。
本来のミステリー文庫のコンセプトであるミステリーという枠にとらわれない
ライトな学園・キャラクターものを中心とし、恋愛要素は必須です。
次世代をになうイラストレーターを登用!
読者の食いつきが早い同人やネットカリスマ、小説イラスト初挑戦の漫画家など、
手垢のついていないイラストレーターを積極的に登用します。
四季童子、駒場え~じ、後藤なおをスターダムにのし上げた経験を生かします。
「ファンタジア文庫との違いがわからない」「どの売り場に置いたらいいのかわからない」というご質問の関しましては、
編集部サイドでの言葉が足らず、ご迷惑をおかけしました。
電撃文庫が大きく部数を伸ばし、さらに女性層を取り込んでいる状況から鑑み、
ミステリー文庫は電撃文庫の隣に置いて下さい。発売日も同じ10日です。
電撃文庫に負けない商品を揃えている自負がありますので、是非ともご協力ください。
このような傍目にも無茶と思われる計画が、なぜか成功してしまったことこそ、
富士見ミステリー文庫最大のミステリーと言えるのかもしれない。